章 500

「蒋晴がそう言って気付かせてくれたおかげで、林浩も自分が省都に来た目的を思い出した。今回は解決すべき問題が山積みだったな。

県の方では、自分の養魚池が二つの勢力の戦場になってしまった。林浩としては、省都では葉長風が一体どの大物と対立しているのか見てみたいと思った。

どの観点から見ても、林浩は当然葉長風側に立つべきだろう。そうである以上、相手のことをよく知っておく必要があった。

林浩は蒋晴の体内で再び二、三度動いてから、ようやく落ち着いた。

「じゃあ、起きようか、晴姉さん!」林浩はそう言いながらベッドの布団をさっと捲り上げた。途端に蒋晴の完璧な裸体が林浩の目の前に露わになった。

「もう...