章 49

「はぁ…」

蘇玉竹は無理に笑って、自ら体を傾け、林浩に全身を預けるように寄りかかった。頭を彼の肩に乗せる。さっきの親密な時間を経て、蘇玉竹も少し大胆になっていた。こうして寄り添うくらい、もはや些細なことだった。

突然、林浩は下半身の隆起が、ズボン越しに撫でられているのを感じた。目を落とすと、なんと蘇玉竹の手がそっとそこを撫でていることに気づいた。

蘇玉竹は顔を上げず、そのまま林浩の肩に寄りかかったまま、彼の耳元で囁いた。

「辛いんじゃない?我慢して」

林浩は口を開いた。

「そんなに深刻じゃないよ、これは普通の生理反応だから」

「タイミングが悪かったわね。最後の時間なのに、あいにく私の...