章 411

実際、林浩は李麗が何を言おうとしているのか察していたが、それでも少し衝撃を受けていた。まさか李麗がこんな風に自分に口でしてあげようと思っているなんて。

「林浩お兄さん、これ私の初めてだよ!」李麗の声は少し震えていた。これは嘘ではなかった。李麗は洪臣の前でもこんなことをしたことがなかったのだ。

洪臣にはこういうことを要求されたことがあったが、李麗の心の奥底では、あまりにも恥ずかしいことだと思っていたので、ずっと洪臣の要求を受け入れなかった。しかし今日、林浩のこの姿を見て、李麗は突然衝動に駆られたのだ。

林浩は李麗の「初めて」という言葉に驚いた。李麗と洪臣はこれほど長い間一緒にいたのに、まだ...