章 360

先ほど秦雪と情事を終えたばかりだというのに、林浩はまた反応してしまった。二人の女性が気づかないうちに、こっそりと後ろから張瑶と張扬を抱きしめた。

「あっ、林浩お兄ちゃん、帰ってきたの!」

張扬がソファから飛び上がると、短いスカートが一瞬めくれ上がった。

これはあまりにも刺激的だった。

張扬が自分に向かって飛びついてくるのを見て、林浩はもちろん両腕を広げ、彼女をしっかりと抱きしめた。ただ、その抱き方はあまり上品とは言えないものだった。なぜなら林浩の大きな手は、張扬の太ももの間から伸ばされていたからだ。

張瑶はそんな林浩の行動を見て、目を背けたくなった。この林浩は、本当に厚かましい。一方の張...