章 328

「はっはっは、林くん冗談言わないでよ。私たちはただ仕事に真面目で、手抜きしないだけですよ!」

「こうしましょう、大宝おじさん。まずは工事の規模を見に行って、それから具体的な話をしませんか」林浩は建築業では机上の空論だけではダメだということを知っていた。

「それもそうだな。翠花、先に飯作っておけ。俺は林くんと一緒に見てくる!」大宝はこの話を早く決めたくて仕方がなかった。

大宝は上着を一枚羽織ると、林浩と一緒に貯水池の方へ歩き出した。

「大宝おじさん、ご覧ください。私の初期計画では、貯水池全体を二十の小さな区画に分けて、間にコンクリートで一メートル幅の通路を作り、人が歩けるようにします。それから水...