章 252

しかし、このような行為では男性側が絶対的な主導権を握っている。林浩は意図的に自分の下半身で秦雪の敏感な部分を擦り、悪戯っぽく彼女を見つめながら尋ねた。「秦さん、どう感じる?」

林浩は胸の内で炎が燃えるような思いだったが、秦雪の背景が並々ならぬものだと知った以上、軽々しく彼女と関係を持つわけにはいかなかった。まずは秦雪が何者なのかをはっきりさせてから、手を出すかどうか決めなければならない。

「あっ、お兄さん、もう、早く入れてよぉ」秦雪は後ろから両足を伸ばし、林浩の腰に絡みつけ、彼の体を引き寄せようとした。

だが林浩がそう簡単に秦雪の思い通りになるはずもない。彼は身体を強張らせたまま、一気に...