章 206

「こんな遅くに、張おじさんは家にいないの?」

林浩は楊婷のしなやかな細い腰を思い浮かべ、今すぐにでも飛び込みたい衝動に駆られたが、最終的にはぐっと我慢した。

「小林です。わざわざ張おじさんに会いに来たんです!」林浩は贈り物の箱をテーブルに置くと、居間で椅子を見つけて勝手に座り込んだ。

楊婷は中から林浩の声を聞いて、心の緊張が少し和らぎ、黒いキャミソールワンピースを着て出てきた。

「小林、こんな遅くにどうして叔母さんの家に?」楊婷の腕には数滴の水滴が輝いており、とても色っぽく魅惑的に見えた。

林浩は楊婷をしばらくじっと見つめた後、やっと笑いながら口を開いた。「張おじさん、いないんですか?」

「村...