章 121

林浩は首を振って言った。「嫌だなんてことはないよ。ただ、君が少し焦っているように思うだけさ。これって強制じゃないか、わかるだろう?」

依晨は軽く鼻を鳴らした。「誰が強制だって言うの。あなたは今私の夫で、私はあなたの妻よ。当然のことでしょ」

そう言うと、依晨は激しく腰を動かし始めた。林浩の顔が真っ赤になり、自分の下半身がもう抑えられなくなっていくのを感じた。全身の血管に爆発寸前の衝動が広がっていく。

しかし、絶頂が訪れる直前に、突然部屋のドアが誰かに押し開けられた。

ドアが開く音を聞いて、林浩が振り向くと、辛悦がドア口に立っていた。

彼女の表情には慌てた色が浮かんでいて、林浩と依晨が朝...