章 1007

「なかなかやるじゃないか、これって媚薬の術とかか?」林浩はついに聞きたかったことを口にした。

「私にもわからないわ。ただ小さい頃からこういうことができたの。それに前の彼氏はまったく耐えられなかったわ。私が少し動いただけで、二分以内に終わっちゃって。私は全然満足感を得られなかったの」李紫晴は溜息をつきながら言った。

「うん、確かにそうだな。お前が動き出したら、普通の男は耐えられないだろう」林浩は頷いた。彼には実感できた。李紫晴の中は一般的な女性とは明らかに違う、男性が非常に好む感覚だった。だが女性にとってはそれが必ずしも良いことではない。普通の男があまりにも早く果ててしまうと、女性は本来感じ...