章 59

安二虎は安民の娘が色欲に溺れていることを見抜いていた。この小娘は若い男に本気の恋をしてしまったらしく、あのオウヨウという小僧と歩くときはまるで体を密着させたいかのようだった。その様子を見て、安二虎はひどく不愉快だった。

だが正直なところ、安思晴は確かに美しく、その体つきは文句なしに素晴らしかった。豊かな胸と引き締まったヒップ、そして彼女の秘園は極めて魅力的で、見るからに瑞々しく美味しそうだった。何とかして彼女を抱く機会を作らねばならない。どうせ処女でもないのだ。誰が抱こうと同じではないか。

あの小僧に抱かれるなら、安二虎にはもっと十分な理由がある。もし学校に通っていなければ、安思晴は今頃小...