章 408

一段落が終わると、二人は少しの間休息を取り、ちょうど再び気合いを入れ直そうとしたところで、安思晴から電話がかかってきた。

「もしもし、ベイビー、あなたでしょ?」安二虎はすぐに安思晴だと分かった。彼が省都に来ていることを知っている人はいないし、この宿泊先を知っている人はもっといない。だから安思晴以外にありえなかった。

「二虎お兄ちゃん、気持ち良かった?私の妹、私より良かった?」やはり安思晴で、口調は甘く挑発的だった。

「言わないでよ!君たち姉妹は本当に大胆で、十分に無謀だよ。もう後戻りできない状況だぞ」

「うふふ、二虎お兄ちゃんはまだ引き返したいの?私たちがこうしたのは、あなたが引き返せ...