章 366

静心は花が揺れるほど笑い続けたが、師匠が怒りの視線を向けるのを見て、急に笑いが止まった。彼女も安二虎の言葉が粗野だと感じていたが、なんだか説得力があって、何より面白かった。

師匠が「大きな口をきく」と言えば、彼は「もっとでかいものがある」なんて!本当に笑えた!

了尘師太は安二虎と静心の笑いに屈辱を感じ、怒りに震えながら払子を二人に向けて叱りつけた。「この不埒な男女め、ここから出て行きなさい!静心、もう私を師匠と呼ぶな。出て行きなさい!」

安二虎は人に指を向けられて罵られるのが大嫌いだった。すぐさま彼女の払子を掴み、一気に了尘を洞窟の壁に押し付けた。了尘はこのような状況に遭遇したことがなく、...