章 348

「遅いわ。あなたがダメって言ったらダメなの?安家寨の言葉で言えば、あなたはもう私を抱いたんだから、私はもうあなたの女なのよ。好きに切り捨てられるわけ?言っておくけど、俊博とは離婚しないわ。俊博は素晴らしい男で、私も彼のこと好きよ。でも、あなたに恋してしまったの。ずっとあなたの女でいたいの。あなたは安思晴も受け入れているじゃない?彼女だって結婚してるわ。私たちふたり、あなたの愛人になるってどう?」趙兮娇は笑いながら言った。

「兮兮、お前と安思晴は違う。安思晴は高校生の頃から俺の女だった。俺たちが先で、彼女と旦那は後からだ。でもお前は違う。お前と俊博はもう夫婦だ。こんなことを続けるのは、俊博に申...