章 338

「まったくだな、俺はスッキリしねえよ。あいつに頼みを聞いてもらったら、その代わりにお前を抱かれちまったじゃねえか。くそっ、二時間もやりやがって。あいつ、マジで凄えな。お前、この淫乱女が、あいつにハマったんじゃねえだろうな?」安魁は妻を酸っぱい目で睨みつけた。

「魁子、あたしはお前に十何年も体を許してきたのよ。たった一度よそ者に抱かれたくらいで、何がしたいの?もう一緒に暮らしたくないなら、それでいいわよ!これは誰のせい?お前が自分で招いた問題じゃないの?ああ、今になってあたしが男に抱かれたから我慢できないって?あたしが気持ちいいと思ってると思ってんの?お前がこれからずっとあたしをこのことでいじ...