章 32

「洗面所に入った二人は、シャワーの下で互いの体を洗い合いながら、熱く唇を重ねていた。安二虎は先ほど香媚の体に種を蒔いたばかりで、欲望はやや落ち着いていた。

しかし、まだ若いこともあり、相手が欲求不満の中年美女・楊美玲となれば、すぐに再び威風堂々とした姿を楊美玲の前に誇示することとなった。

「まあ!これぞ本物の宝物ね。この子ったら、急に秀児と結婚させたくなっちゃったわ!こんな珍しい宝物、私は他の女に渡したくないわ。どうせ秀児の心の中にはあなたがいるんだから!」楊美玲は艶っぽく笑いながら言った。

「ふふ、あんたは俺に秀児に手を出すなって言ってたじゃないか?どうした、考えが変わったのか?でも問題は、...