章 2700

「君の言うその安大軍だがな、俺の目には何の大したことはない。彼はもはや昔の秀陽県長ではないし、俺も昔のあの驢馬の糞みたいな小僧じゃない」

そう言いながら、安二虎は力強く突き入れた。翠芳は慌てて彼を抱きしめ、内側から彼を締め付けながら、色っぽく白い目を向けた。「このバカ、優しくして。一体誰を懲らしめてるの?翠芳姉さんを突き破るつもり?」

「ふふ、翠芳姉さん、本当に妖艶だな。安二虎はメロメロだよ」安二虎は下卑た笑みを浮かべながら言った。彼女の締め付けと柔らかさを感じながら、冷静な時は翠芳とこの関係を続けるべきではないと思うのに、ひとたび彼女の体に入れば、もう自制できなくなるのだった。

二人が...