章 2273

「美珍さん、君の部屋で遊ぼうか。俺は食事はしばらく後にするよ。ヤニアオメイ姉さん、あなたたちは先に食べていてくれ!」

そう言うと、安二虎は美珍の同意も確認せずに—もっとも彼女には同意する権利すらなく、ただ受け入れるしかなかったのだが—彼女の腰を抱え上げ、ドアを開けて向かいの部屋へと歩いていった。

驚いたことに、ドアの外には一人の女性が立っていて、どうやら盗み聞きをしていたようだ。安二虎が美珍を抱えて出てくるのを見ると、彼女は驚きと恥ずかしさで身を引いた。というのも安二虎は完全に裸だったからだ。安二虎は下品な笑みを浮かべ、一方の美珍は彼女に向かってヤニアオメイの部屋を指さした。

「お姉さん、何...