章 2092

「だから、さっき銃声が聞こえて、私もすごく怖かったの。彼が誰かとトラブルになったのかと思って…あ、そうだ、二虎、銃を持っていく?私ここに持ってるわ」

そう言うと、阿琳は急いでベッドの頭から拳銃を取り出し、安二虎の前まで歩み寄った。銃を渡そうとして、ふと彼の下半身に張ったテントに気づき、言葉を失った。

安二虎は阿琳が自分の下半身をぼんやり見つめているのに気づき、自分の「英雄」が問題を起こしたことを悟った。彼は気まずそうに笑って、「阿琳、ごめん!君の体つきがあまりにも素晴らしくて、見ただけで少しコントロールできなくなった。本当に恥ずかしい。じゃあ行くよ、ありがとう!」

そう言うと、阿琳の手から...