章 209

安二虎の経験から、彼女が彼のキスだけで絶頂に達したことを悟った。安二虎は思わず胸が高鳴り、再び玉蘭と深く口づけを交わした。彼女の唾液さえも全て飲み込んだ。彼にとってそれは、この世で最も芳醇な美酒、琼浆玉液のように余韻が尽きないものだった。

熱烈なキスが終わると、玉蘭は長く息を吐いた。「二虎、すごく気持ちいい。義姉さんはとても幸せよ。この人生でこんなに幸せを感じたことなんてなかった。早く中に入って、義姉さんはあなたが恋しくて堪らないわ!明日にはあなたは逃げなきゃいけないのよ。今夜は義姉さんの全てをあなたにあげる。あなたの子を産んで、あなたの家の血筋を継ぐわ。今は義姉さんの危険日なの、あなたの種...