章 185

「うふふ、玉蘭姉さん、実は私、あなたの家の二虎のこと、ちょっと好きになっちゃったの。本当よ。すごく男らしいと思うの。ちょっと食い意地が張ってて怠け者で、口も悪いけど、男らしさが必要な時はすごく頼もしいの。二回も私の命を救ってくれたわ。彼がいなかったら、安岩に殴り殺されていたかもしれないわ。安岩ってああ見えて臆病者なのに、私を殴る時はすごく容赦ないのよ!でも、この前二虎に警告されてから、もう手を出さなくなったわ。玉蘭姉さん、あなたの家の二虎って、安心感があるのよ」

玉蘭は自分にライバルができるとは思ってもいなかった。香草が本当に安二虎に惚れていることは明らかだった。自分の考えをさらに確かめるた...