章 1554

安二虎が彼女にキスをした後、彼女は下半身が動かせないものの、両手は自由に動かせたので、すぐに安二虎を抱きしめた。安二虎よりもさらに緊張し、興奮している様子だった。安二虎はもちろん興奮などしていない。彼のような百戦錬磨の男は、身体の反応は早くても、心の中ではそれほど興奮することはないのだ。

安二虎は張美雲の反応に非常に満足し、彼女の唇をこじ開け、香る舌を見つけると、戯れ始めた。

このように挑発し、からかうこと数回、張美雲はもう耐えられなくなり、下へと手を伸ばしてきた。そして安二虎を驚いたように見つめた。唇が彼と交わっている最中だったため、ただ目を見開くことしかできず、驚きと、自分の手が間違っ...