章 1354

「何を心を痛めてるって?」馬明雪は媚びるような笑みを浮かべた。安二虎が自分をこれほど好いていると聞いて、彼女はもう少しも怒っていなかった。何より、さっきの安二虎の三十分にわたる激しい攻めで、これまで味わったことのない幸福を体験したのだ。まるで天にも昇り、地にも潜るような快感だった。

「俺の女神が爺さんに抱かれちまったことさ!なんて勿体ない話だよ!」安二虎は意地悪く笑った。

「あんたこそモノね!この悪い人、結局あなたの望み通りになったじゃない!本当にそんなに私のこと好きなの?」

「当たり前だろ、そうじゃなきゃ何も顧みずにここまでついて来るか?お前のためなら、俺は窓から落ちそうになったんだぞ...