章 1316

二人の視線は交錯し、お互いの瞳には渇望の光が宿っていた。楊英は長年男性と関わりを持たず、最も男性を必要とする年齢に差し掛かっていた。先ほど安二虎に抱かれた時、彼の強い反応を明らかに感じ取っていた。それが彼女の体内に長年潜んでいた悪魔を一瞬で目覚めさせたのだ。今夜この男に思いきり抱かれなければ、自分は死んでしまうと彼女は感じていた。自らを焼き尽くしてしまうほどの炎が、今まさに彼女の全身を燃え上がらせていた。

安二虎は彼女の真っ直ぐに伸びた美しい足とその間にある致命的な誘惑の地を見つめていた。「セクシーすぎる」という言葉以外に、彼女の魔性の身体を表現する言葉が思い浮かばなかった。最近、安二虎が関...