章 1253

「さあ、心配しないで。目を閉じて、思いっきり楽しんでください。何回か達したら止めますから、そうすればすぐに眠れるようになりますよ」

小倩のお母さんは恥ずかしそうに頷くと、自ら手ぬぐいを口に咥え、身体を開いて安二虎に全てを委ねた。安二虎も遠慮なく応じた。

だが彼は今、彼女を犯そうという考えは全くなかった。そんなつもりなら、直接覆いかぶさって行為に及んでいただろう。手で奉仕しているのは、ただ単純に彼女に女性としての権利を享受させ、心身をすっかりリラックスさせ、快楽の中に浸らせるためだった。体内の正常な細胞がガン細胞に打ち勝つよう願ってのことだ。幸福ホルモンこそがガン細胞と戦う最高の武器なのだか...