章 1071

「虎兄、好きよ。あなたが思い切れば、私もそれを受け入れる。ここから生きて出られるかなんてわからないもの。後悔したくない。今、あなたを愛したい。キスしたい、すごく!拒まないで、ね?」そう言って、莫蘭は再び積極的に攻勢をかけ、安二虎の顔を両手で包むようにしてキスをした。

安二虎は莫蘭が怖がっていない様子を見て、自分が恐れる理由などないと思った。受け身から主導権を握るように変わり、彼女にキスをしながら、悪戯な手を彼女の体に這わせた。彼女の胸が豊かで張りがあり、非常に魅力的だったことを覚えていた。

案の定、手に握った感触は最高だった。莫蘭は思わず体を彼に密着させ、二人とも高ぶりを感じていた。

キ...