章 379

「それはまさに地下にいるからこそ、地上に撒いた薬が全く効果を発揮しなかったんだ!」

刀語は困ったような表情で方青を見て、口を開いた。「申し訳ありません。今は何の対策も思いつきません。この木の下で待機するしかないでしょう」

方青は首を振りながら言った。「対策がないなら、皆で臨機応変に対応するしかないな」

「あいつらは獲物を食べるためには地上に出てくるしかない」

だからこそ、皆がより一層警戒する必要があった。

陳陽の言葉を聞いた他のメンバーたちは、準備を整え、持参していた薬を取り出した。

今は誰も眠ることができない。そもそも眠れる場所もなかった。

全員が交代で周囲を見張るしかなかった。

彼らは大勢...