章 376

足を落ち着ける場所を見つけることは比較的簡単なはずだ。

ただし、危険のない場所を見つける必要がある。

あと一時間ほどで日が暮れる。暗くなってからでは探すのが難しくなるだろう。

しかも、この湿地帯で夜を過ごすのは非常に危険だ!

落ち着く場所を見つけるのは容易だが、無事に一晩を過ごせるかどうかは別問題だ。

日が暮れかけているのに、方青はまだ合流していない。

阿綾は不安が募り、口を開いた。「方青はどこに行ったの?」

「先に場所を探しておいて。もうすぐ暗くなるから、休む場所を見つけないと。私は前の方を見てくるわ!」

阿綾は方青に何か起きたのではないかと心配だった。

今からせいぜい30分もすれば、辺りは...