章 187

「方青はあえて言い出さなかった。みんなを不安にさせないためだ。刀語がいるなら、このような事態はそれほど心配する必要はないはずだ!

ただ、小麦が先ほど言っていた薬草は、きっと解毒用の薬草のことだろう。

しかし方青はどうしても思い出せなかった。一体どこでそれを見たのか。

この時、飛児たちは既に荷物をすべてまとめ終えていた。

この場所にはもう留まれないため、皆は直ちに別の場所へ移動するしかなかった。

方青の地図はまだ完成していないため。

彼らは地図のもう半分を知っていても、地図が不完全では道を間違える恐れがあった。

だから移動するにしても、前に一時間ほど進んだ後に立ち止まるしかなかった。

昨夜見たあ...