章 785

「まあ、他のことは置いといて、部隊内での恋愛は禁止だ。徐さんの周りにはあれだけ多くの女性がいるのに、それじゃあ徐さんを去勢してしまった方がマシってもんだ」

「うーん、行かないよ、あの場所は俺が行くべきところじゃない」徐はすぐに首を振った。自分の今後の道筋はほぼ決まっていた。

孫暁麗との二人で沿渡河でもう数ヶ月働き、それから直接省都に異動するか、県内の街に行くか。

徐自身には能力があるし、それに鄭秋菊の父親は天南省のトップだ。自分が出世したいと思えば、それは非常に簡単なことではないか?

徐の目標はそれほど大きくない。省都で足場を固め、自己の勢力を持ち、他人に馬鹿にされず、宋玲玲と従妹の宋雪柔を...