章 585

上官婉児は老徐を寝室に引っ張り込んだ。老徐が反応する間もなく、上官婉児は身を躍らせて飛びつき、両手で老徐の頭を抱え込むと、小さな唇で老徐の口を塞いだ。

しかし、そのようにキスをしたものの、上官婉児はその先どうすればいいのか分からなかった。

テレビでキスシーンは見たことがあるが、これが上官婉児の初めてのキスだったのだ。

一方、状況を理解した老徐は、この小娘が自分とキスしようとしていることに気づいた。こんな向こうから来る機会を逃すわけがない!

老徐は大きな舌を動かし、上官婉児の小さな口の中へ侵入しようとした。すると上官婉児は慌てて、「きゃっ、気持ち悪い!なんで舌を私の口の中に入れようとするの?...