章 455

むしろ、普段あまり声を出さない周呉が発言した。「老徐、お前は有能な男だ。さっさと引き受けろよ!」

洪大貴と李国、それに全身びしょ濡れの苗翠花も頷きながら同意した。

老徐は皆が自分を見ているのに気づき、頷いてから紙と筆を取り出し、茅坪村を流れる川筋を描き始めた。

「ほら見てくれ。この川は我々の村を通って約二キロ半ある。村の幹部は全部で六人だが、苗おばさんは女性だから、男五人で計算しようか」

老徐の言葉が終わらないうちに、苗翠花が反発した。「どういうこと?老徐、女を見くびってるのか?」

周建国は苗翠花を睨みつけた。「老徐の話を聞け。横やりを入れるな!」

苗翠花も今は冗談を言う場ではない...