章 405

「どうせ自分の身内だし、徐さんに見られたところで何が問題あるのよ」雅馨は心の中でそう思いながらも、下半身から伝わる快感に、思わず甘い声を漏らしてしまう。

細い腰が徐さんの腕の中でくねり、徐さんも我慢の限界に近づいていた。

「あなた、欲しい...」徐さんの大きな手が雅馨の秘所を再び撫でると、雅馨は夢うつつの声を漏らした。それは媚薬のように効き、徐さんは雅馨を草むらに押し倒して思うがままにしたい衝動に駆られた。

だが徐さんは雅馨の柔らかな体に触れるたび、切ない思いが胸を過った。

これは自分の女だ。雅馨は初めての頃から自分についてきたのだ。大切にしないわけがない。

雅馨と愛を交わすなら、快適で...