章 25

しかし徐老は思いもよらなかった。王雅馨というこの小娘は慌てるどころか、むしろ彼女を抱き寄せた瞬間、この子は自ら彼の股間に手を伸ばしてきたのだ……

「おじさん、これ何?すごく硬いね」

突然、王雅馨に股間を触られ、徐老は心臓が跳ねた。だが王雅馨はまったく怒っている様子はなかった。

徐老は思い切って答えた。「これが何かはおじさんが教えられないよ。もう少し大きくなれば、自然とわかるさ」

そう言いながら、徐老は心の中で考えていた。もしかしてこの子は本当に知らないのか。王雅馨はもう十八歳なのに、知っているべきことは知っているはずだろう。

自分の見立てが間違っていて、この子は実は誘っているのか?

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