章 1236

徐さんは辞退することもなく、七長老には友人が多く、このお茶を振る舞うことなど大したことではないと理解していた。

茶杯を茶卓に置くと、徐さんは七長老に向かい、真剣な表情で軽く咳払いをして言った。「七長老、実は今回私がお伺いしたのは単に様子を見に来たり、雑談するためではありません。少しばかり相談に乗っていただきたいことがあるのです」

「話してみろ。お前が来た時点で何か用があるとわかっていたよ。お前のような奴は用もなく私を訪ねたりしないからな」七長老は少し背もたれに体を預け、徐さんを見つめた。その瞳には一筋の賞賛の色が浮かんでいた。

「実はこういうことなんです」徐さんは今朝、寒夢から聞いた話を...