章 1009

「まぁ、自分の女だからな、徐さんが心配するのは当然だ」

「うん、徐さん、あなたの女になるわ…」伊人が思い切って下に向かって腰を沈めようとした瞬間、外の様子に目をやると、突然悲鳴を上げた。

徐さんが外を振り向くと、制服を着た男が車の外でドアをノックしていた。

くそっ、徐さんは頭に血が上った。なぜこんな時に制服の奴が現れるんだ?

幸いにも、その制服の男はわきまえているようで、一度ノックしただけですぐに身を引いた。

徐さんは慌てて伊人を自分の上から降ろした。

しかし動きが早すぎたせいで、徐さんの大きなモノが伊人の下で二度こすれ、伊人は思わず再び声を漏らしてしまった。

「もう、あなたった...