章 994

「李さん、そこにいますか?タバコを吸うなら外に出てきませんか?バルコニーはむっとして暑いですよ」

周浩の母はそう言いながらバルコニーへの引き戸を開けた。その瞬間も、彼女の頭の中は混乱し続けていた。

あの男は本当に自分のセクシーな下着を弄くり回すのだろうか?さっきは足や脚を触ってきたのに。あの人のアレがどうしてあんなに大きいの?しかも自己から足でその恐ろしいモノを擦り続けたなんて、これって何かが起こることを暗に認めたことになるんじゃ…?

中に入ったら、興奮したあの男に抱きしめられて激しくキスされて、そしてもっと素敵なことが起きるの?

どうすればいい?その時は少し抵抗するふりをした方がいい...