章 912

力の関係で、山々は形を変え、その姿勢は背後の曲線をより一層強調し、完璧な弧を劉威の目の前に惜しげもなく晒していた。

梁文清と劉威の夫婦生活では、このような姿勢を取ったことさえなかった。今こうして体勢を整えると、梁文清は奇妙な感覚に襲われ、前後の入り口が時折きゅっと閉じてしまう。

明るい光の下、劉威はその花が微かに震えるのを見つめながら、消毒液を染み込ませた綿棒を梁文清の後ろの入り口に優しく触れさせた。

一瞬の冷たさと触れた時の熱さ、二つの異なる感覚が梁文清の後ろの入り口に走り、思わず小さな声を漏らしてしまう。

劉威は梁文清の後ろの入り口に顔を近づけ、丁寧に消毒液を塗り広げていく。

梁文清の...