章 763

「先ほどホーフェイが来た時、金ヨウに李さんと一緒に遊ぶための場所を提供してほしいと言ったんだけど、金ヨウはそれを承諾したの。でもホーフェイはさらに、金ヨウと一緒に李さんとゲームをしたいとまで言い出したのよ」

この突拍子もない提案に、金ヨウはきっぱりと断った。李さんと二人きりでいる時でさえ十分恥ずかしいのに、親友のホーフェイまで側にいるなんて考えられない。

金ヨウはあのけしからん男のことを思い浮かべると、あの死にそうなほど素晴らしい快感に確かに中毒になっていた。でもあのけしからん男は、金ヨウに頼ませようとする。それだけは金ヨウにはできないことだった。

だから今、二人の関係はとても奇妙な状態...