章 680

杨琴は李有金の力強い肩に抱かれるままで、彼の言葉を聞いた後、思わず「くすくす」と笑い出した。

しばらくして杨琴は小さな声で李有金に言った。「あなたったら、ずるいわね」

「本当はこんな人目につかない場所で私と何かしたいんでしょ?二人がしてる時に出る声を誰かに聞かれるのが怖いんじゃない?」

「そうさ、君と遊びたいんだ。でもここだと君が声を抑えられなくなるんじゃないかって。いや、絶対に抑えられなくなるだろうな」

今や李有金は自分の思いを隠そうともせず、言葉と共に両腕を杨琴の美しい曲線を描く腰に回し、自分の相棒はすでに服越しにも我慢できずに彼女に押し付けていた。

杨琴は静かに腰をくねらせ、李有金もその...