章 657

ホフェイの手は少し力を込めて、金瑶の太ももに沿ってさらに上へと移動し、ほとんど金瑶の太ももの付け根に達していた。

ホフェイの動きは非常に優しかったが、あれほど敏感な場所なので、以前の金瑶なら即座に異変に気づいたはずだった。

しかしホフェイがキッチンやトイレ、リビングなどを借りたいと言った時、金瑶の意識は完全に朦朧としていた。

なぜなら、マンションの警備員の老李がキッチンで金瑶をテーブルに押し付けて行為に及んだことがあったから。

さらに彼女の寝室でもされたことがあった。リビングのソファや浴室についても、金瑶は少し考えてみると、悲しいことにあのぞんざいなマンション警備員にそれらの場所でも何かをされ...