章 653

金瑶は今日の買い物で少し魂が抜けたようだった。霍菲が歩くたびに、あのセクシーなハイヒールで前に進む時、豊かな脚が妙に外側に開くのを見るたびに気になっていたからだ。

あの奇妙な歩き方を見ていると金瑶は落ち着かなくなった。というのも、初めてマンションの警備員の李有金に激しく犯された翌日、金瑶も同じように足を開いて歩き、痛みを感じ、様々な感覚が入り混じっていたからだ。

今回、金瑶は考えるまでもなく分かっていた。霍菲は昨夜、嘘をついていなかった。あのマンションの警備員は本当に霍菲の家を訪れ、彼女を激しく満足させたのだ。

金瑶は表面上は霍菲と笑い合っていたが、心の中はどうしても複雑な思いでいっぱい...