章 550

李有金が激しく何度も打ち付けるたびに、独特な衝突音が響くだけでなく、霍菲の火照った体は李有金の一突きごとに前へと押し出され、孫言の口元で動いている霍菲は、ほとんど自ら頭を振る必要もなかった。

孫言はほとんど刺激で発狂しそうだった。愛する妻が貪欲に彼を助けるたびに、自分のセクシーな妻が後ろの男の動きの力強さを感じることができたからだ。

李有金が霍菲の腰をつかんで激しく動き始めてからそう長くはなかった。

おそらく三、五分、あるいは七、八分ほど、とにかくその短い時間の中で、霍菲は「うぅっ」という低い声を漏らした。

今回は以前とは違っていた。その声は抑えられた低さと震えに満ちており、それに伴って霍...