章 476

その時、李有金は両足を上げてベッドに上がった。主寝室にある王強と李雅の夫婦のベッドはとても広く、李有金も難なく横になることができた。

こうなると李雅が真ん中に挟まれる形となり、王強と李有金が両側から彼女を包み込んでいた。

李雅は王強に抱かれ、背中は李有金に向いていた。身体を動かしたい、声を漏らしたいという衝動を必死に抑えていた。今の李雅は思い切り叫びたい気持ちでいっぱいで、隣人に聞こえようとも構わないくらいだった。

しかし、妄想は放縦に満ちているが、現実では身動きすら許されない。

突然、李雅は自分の脚の裏側に李有金の逞しい足が触れるのを感じた。そしてすぐに、先ほど半分だけ入っていたものが再び彼...