章 276

冯音は彼の反応に気づき、急いで彼に出るよう促し、全てを自分の体内に預けると言い、思わず「赤ちゃん」という言葉まで口走った。

しかし李有金はすでに頭が真っ白で、欲望に支配され、彼女が何を言ったのか全く理解できていなかった。低いうなり声とともに、最後にまた全てを彼女に委ねてしまった。

冯音は急いで両脚をきつく閉じ、かろうじて体が倒れないように支え、手で出口を押さえた。

李有金はそのまま冯音を仰向けにし、抱き上げて浴室へ連れて行き、彼女を洗い流した。

しかし冯音はずっと手で自分の下半身を塞いだままで、李有金がどう言っても手を離そうとしなかった。

結局、李有金はただ簡単に彼女を洗い流すだけで、彼女を寝...