章 231

荒々しい手のひらがその柔らかな身体を撫で、馮音の体が一瞬震え、喉から思わず嬌声が漏れた。

「んっ…」

その吐息に刺激され、再び昂ぶりを見せる李有金の手つきはより巧みになり、揉みしだく動きが止まらない。

馮音の抑えた喘ぎ声が李有金の神経を絶え間なく刺激し続ける。

「んっ…んっ。んんんっ…んっ…」

その吐息は長くなったり短くなったり、時に高く、時に静かに、緩急様々に変化していく。

小さな手はすでに再び、黒ずんだ硬いものを握り、上下に動かし始めていた。

もう片方の手は李有金の腕をしっかりと掴み、まるで自分の体に触れる動きを止めようとするかのように。しかしその象徴的な抵抗は、どう見ても拒みながらも求め...