章 1207

「まだ点滅するようなら、電球の寿命が尽きかけているということだ。次回は交換するしかないだろうな。今はこれでいいだろう」

李有金は股間の違和感も消え、ついでに劉威に話しかけた。

劉威は頷いて答えた。「わかりました。本当にありがとうございます、李さん」

「いいえ、何かあったら声をかけてくれれば。それじゃあ、他の仕事に戻りますね」

李有金はそう言いながら、心の中では『さっきお前の奥さんを抱いたのは本当に大変だった、それに内心ビクビクしていたしな』と思っていた。

李有金は小さな工具袋を片付けると、劉威に玄関まで見送られて出ていった。

エレベーターの中で、李有金は感慨深く思った。人の妻を抱いた後で、夫に...