章 117

蘇櫻の全身に快感が伝わり、その瞬間、頭は麻痺して真っ白になり、李有金の動きに応えるのは本能的な嬌声だけとなった。

時折、蘇櫻が大胆な言葉を漏らすことで男の神経を刺激し、さらに熱心に動かすよう促した。それは男に独特の達成感と征服感をもたらし、同時に目の前の女性への深い所有欲を掻き立て、その動きはより強引に、力強さもより激しくなっていった。

蘇櫻は顔を赤らめ、妖艶な表情で李有金を見つめた。「あなた、すごいわ!私のこんなベッドでの姿、好き?」

李有金は蘇櫻の性格をよく知っていた。普段は教養があり、静かで賢淑さの代表のような彼女が、ベッドでこのように大胆になるのは、全て彼を喜ばせるために映像で学...