章 989

残念ながら、彼女の背中しか見えなかった。

月明かりが彼女の背中に降り注ぎ、そのパジャマのようにすべらかだった。

その後、義姉は足を開き、片手を下へと這わせると、もう片方の手で口を押さえた。きっと音を立てて私を起こすことを恐れていたのだろう。

彼女が必死に抑えていても、指の隙間から漏れ出す声が、私の血を沸き立たせた。

これは以前の演技ではなく、本物の反応だった。

それから、彼女は振り返って私を一瞥した。

私は大の字になって横たわり、顔は彼女の方を向いていた。

彼女は私が眠っているのを見て安心したが、次の瞬間、彼女の目は私の高くそびえ立つテントに釘付けになった!私は心配していなかった。

なぜなら、...