章 954

今の彼女の気持ちは、私が初めて女性の裸を見た時のような感じなのだろうか?

ふふ、誰だって初めてがあるものさ。

もし本当に美ちゃんと鳳ちゃんの間で嫁にするなら選ぶとしたら、間違いなく鳳ちゃんだな。やっぱり処女だからね。美ちゃんは恋人としていいけどさ。

黙って座っているわけにもいかない。だって聞こえてしまったんだから。

そこで、私は戸惑った顔で尋ねた。「美ちゃん、何の映画見てるの?どうして二人とも黙ってるの?女の人が叫んでるだけ聞こえるけど、どうしたの?誰かに殴られてるのかな、でもそれも違うみたい。なんだか変な感じがするんだけど」

美ちゃんはクスクス笑い出した。「こっちにはもっと田舎くさい子がい...