章 87

周悦は絶え間なく喘ぎ声を漏らしていた。バルコニーにいることもあり、大きな声を出す勇気がなく、必死に唇を噛みしめて声が漏れないようにしていた。

張天宇は周悦が声を押し殺しているのに気づいた。彼女は唇をきつく閉じ、わずかな音も漏らすまいとしていた。

しかし張天宇はそれを許さなかった。彼は周悦の頬を平手打ちすると、痛みで彼女の口が開いた瞬間を逃さず、一気に深く突き入れた。周悦は「あっ」と声を上げ、その声は空高く響き渡った。

周悦は恥ずかしさで顔を赤らめ、「天宇、中に入ってもいい?もう耐えられないわ!」と懇願した。

張天宇が頷くと、周悦は安堵の笑みを浮かべた。彼女は犬のように四つん這いでリビン...